...――僕(ぼく)の初(はじ)めて「中央公論(ちゅうおうこうろん)」へ「手巾(はんけち)」という小説(しょうせつ)を書いた時である...
芥川龍之介 「滝田哲太郎君」
...けんか こうろんは すきじゃろ?」「ほんとは すきですが...
五十公野清一 「一休さん」
...あたまは石(いし)「おまえは いま けんか こうろんは せぬ...
五十公野清一 「一休さん」
...誰が口論(こうろん)してるのか...
海野十三 「海底都市」
...うろんくさいものがいりこむのをふせいだり...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...甲論(こうろん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...多年の尊攘論者(そんじょうろんしゃ)であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々は決してうろんの者ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...胡乱(うろん)なうちにも...
夏目漱石 「明暗」
...なぜ忍び込むと云(い)うような胡乱(うろん)な文字を使用した?――さあ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...鎖港論(さこうろん)を空吹く風と聞き流し...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...評論(ひょうろん)...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...うろんな軽業師のような奴でも入って来たら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...勝ち負けがうろんならやり直せばいいじゃないか...
山本周五郎 「新潮記」
...ううろんち」が一対(つい)...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...暴論(ぼうろん)のように聞えるが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...うろんな侍どもが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこに留まって経論(きょうろん)を講じたが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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