...自分の有(も)つてゐるベネツト製の上等時計(じやうとうとけい)に合はせておきたかつたのだから...
薄田泣菫 「茶話」
...始終うとうとしてゐる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...うとうとしだした...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...うとうととしたと思うと...
徳田秋声 「縮図」
...皆黙りこんでうとうととしていた...
豊島与志雄 「丘の上」
...うとうとしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...うとうととしたそれらの眠りを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は熱にうかされうとうとしながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は一時間ばかりうとうとした...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...それからうとうと眠ったそうだった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...馬車の中にうとうとと居眠ってる者は目をさます...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いつの間にかうとうとと夢をみる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...うとうとと睡りかかつた僕の頭が...
原民喜 「心願の国」
...うとうととしていくらか眠つたのかも知れなかつた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...昼間の疲れでいつしかうとうとと眠り込んでいった...
松濤明 「春の遠山入り」
...うとうとしくお取り次ぎでお話などをしてくださるだけでは私も尽くしたいことがお尽くしできない」と言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うとうとすると、私はまた足袋をはき、着物をととのえて寝所をはなれて書斎の中でこれを行うべく用意にかかった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...そのうちにうとうと睡ってしまいました...
夢野久作 「お菓子の大舞踏会」
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