...実にうっとりするほどだと聞いている...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...うっとりする!)私のこの身体が水素のやうにふうわりと軽くなって...
石川啄木 「詩」
...自身でうっとりするくらい優しい心でした...
太宰治 「人間失格」
...うっとりするような言葉が大好き...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...若いうっとりするような...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...うっとりするような...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...うっとりするような伯爵夫人で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...うっとりするような美しい声で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっとりするほど暖かい...
久生十蘭 「キャラコさん」
...うっとりするほど気が重い...
久生十蘭 「だいこん」
...何となくうっとりするような...
堀辰雄 「あいびき」
...うっとりするような瞬間が過ぎる...
堀辰雄 「恢復期」
...屋内がうっとりする旋律に満たされたからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...まるで枯れきった渋い声でうっとりするような美しいリズムを持った声であった...
室生犀星 「幼年時代」
...うっとりするように呟(つぶや)いた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...幾つもの火桶(ひおけ)でうっとりするほど暖まった部屋...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「このお肌の匂いを嗅(か)ぐとうっとりするわ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...うっとりする物ばかりふん段に並べ立ててはくれるのだが...
横光利一 「欧洲紀行」
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