...世慣れたこなしとともにうっそりと漂っているんだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...うっそりと顎を撫でたりして日をくらしている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まだいぶりかえっている焼跡をうっそりと眺めていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……嘉兵衛と鶴吉を虎列剌(ころり)と判定(きめつけ)てうっそり帰って来たのは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっそりと聞き入っていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっそりと常盤橋を渡りかける...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっそりと腰をかけているのが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...さすがにうっそりの顎十郎も...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...揚屋格子のほうをうっそりと眺めながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっそりとなにか考えこんでいたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いかにうっそりなお姫さまでも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ぼんやり話しただけだったんでございます」顎十郎は蜘蛛の巣だらけの梁に腰をかけてうっそりと腕組みをしていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっそりとうつむいている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...うっそりと眼をとじている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...立っていないで」真名古はうっそりと椅子に掛けると...
久生十蘭 「魔都」
...真名古がうっそりと入って来て...
久生十蘭 「魔都」
...うっそりと面をあげ...
久生十蘭 「魔都」
...寝ぼけたような声でうっそりと答えた...
山本周五郎 「新潮記」
便利!手書き漢字入力検索