...あの人は弱虫で、とても勇気がない...
...弱虫だから、そんな危ないことはできない...
...大人になっても、弱虫のままだった...
...彼女は弱虫ではなく、いつでも自分の言葉を貫く強さがある...
...弱虫をバカにする言葉は使わないように...
...」「へへへ、番ごとだぜ、弱虫やい...
泉鏡花 「海異記」
...私のやうに弱虫になつたら生きては行けなくなりますよ...
伊藤野枝 「背負ひ切れぬ重荷」
...」圭太は自分の弱虫が恥しくて...
犬田卯 「橋の上」
...あんなときには、こっちが弱虫で、すっかり腰をぬかしたように見せておくと、向こうは本当に自分が勝ったんだと思って安心するんだ...
海野十三 「怪塔王」
...やっぱり弱虫の方だね...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...おどろくような弱虫ではなかったのです...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...「なんだい、弱虫だなあ...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...弱虫といわれるのがいやなので...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...気取るな、気構へを捨てろ!夜中、行李から冬物をとりだすとき、油虫七匹ほどたゝき殺した、そしてそれが気になつて、とりとめもない事を考へつゞけた、何といふ弱虫だ、私は油虫よりも弱い...
種田山頭火 「其中日記」
...うまかつた(弱虫め...
種田山頭火 「其中日記」
...実際弱虫の泣虫にはちがいなかったが...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...自分よりもズッと弱虫の...
徳永直 「戦争雑記」
...弱虫だね」「何言ってるんだい...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...弱虫に極(き)まってる...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...おまけに私は一人息子(むすこ)で、弱虫だった...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...寂しがりの弱虫だから...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...おれと言う人間は、そんな弱虫の、プワプワした浮雲なんだ...
三好十郎 「肌の匂い」
...――弱虫のくせに喧嘩ばかりしやがつて骨を折らすぢやねえか...
室生犀星 「鉄の死」
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