...立木のいぼをくりぬいた鉢...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私共のやうな老いぼれのこれから先きの十年なら心細いけれど...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...「初會惚(しよくわいぼ)れして...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...證大菩提(しようだいぼだい)』...
高山樗牛 「瀧口入道」
...かの「大菩薩峠(だいぼさつとうげ)」に於(おい)て怪奇なる役割を演ずる愛嬌者宇治山田の米友(よねとも)の如く...
辰野九紫 「青バスの女」
...そこには売卜者(ばいぼくしゃ)や物売る人達が店を並べていた...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...今夜はぐつすり睡れた、南無アルコール菩薩様々!山頭火よ、老いぼれたぞ、先日、酔中どこかに置き忘れた風呂敷包がどうしても見つからない...
種田山頭火 「其中日記」
...老耄(おいぼれ)のジョクリスさん!(訳者注 ジョクリスとはお人よしの典型的人物)ああお前さんにはわしがわからないのかね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...直記と誠之進とは外貌(がいぼう)のよく似ていた如く...
夏目漱石 「それから」
...この尻尾のない老いぼれ鼠とあの美しい夫人との罪深い関係の秘密もきっと知っているだろう...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...誰(ただ)生母(せいぼ)に亡(な)くなられた位のことであつた...
三島霜川 「平民の娘」
...蔡瑁(さいぼう)の甥にございます...
吉川英治 「三国志」
...ひとたび中堂の大梵鐘(だいぼんしょう)が三塔十六谷を鳴り揺すれば...
吉川英治 「私本太平記」
...根本中堂(こんぽんちゅうどう)の大梵鐘(だいぼんしょう)がいんいんと鳴りわたっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...――この小屋の親爺(おいぼれ)はおらんか」三平は今...
吉川英治 「新書太閤記」
...敬慕(けいぼ)と感激の眼で仰がずにいられない...
吉川英治 「新書太閤記」
...この老いぼれめが」「これっ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...養うて下さる御主人のお庇(かげ)と常に思うていたら――その才謀(さいぼう)学識の人いちばい優れている御主人が...
吉川英治 「茶漬三略」
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