...心を労するほど老耄(おいぼ)れはせぬ...
芥川龍之介 「俊寛」
...年よりもむしろ労苦のために老いぼけた母が堅パンとジャガ芋とを持って来る...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...」そこで顔の恰好や痣(あざ)や贅(いぼ)のあるなしを訊いてみると一いち合っている...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...一片の老いぼれた徳であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...古いぼろ布を敷いて頭の下の蓆を高めて枕になるようにしてやった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...輪廓の具合や影の描き方など、誰におそわったでもないけれど、ネルロは自分の考え一つで、さも老いぼれた、つかれた老人を描きました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...近頃四谷に移住(うつりす)みてよりはふと東坡(とうば)が酔余の手跡(しゅせき)を見その飄逸(ひょういつ)豪邁(ごうまい)の筆勢を憬慕(けいぼ)し法帖(ほうじょう)多く購求(あがないもと)めて手習(てならい)致しける故唐人(とうじん)が行草(ぎょうそう)の書体訳もなく読得(よみえ)しなり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...埋没(まいぼつ)した前世の記憶の底を凝視(ぎょうし)し続ける...
中島敦 「木乃伊」
...叔父さんが御歳暮(おせいぼ)に指環(ゆびわ)を買ってやると云っていたから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...お梅の新盆(にいぼん)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...縁のないぼんやりした心持であった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...それから一カ月ぐらいぼそぼそして家に居り...
柳田国男 「故郷七十年」
...虫蝕本(むしくいぼん)の方なんで...
吉川英治 「江戸三国志」
...その晩から姿をくらました売卜(ばいぼく)先生です...
吉川英治 「江戸三国志」
...蔡瑁(さいぼう)...
吉川英治 「三国志」
...揖保(いいぼ)の山波を仰いでいた...
吉川英治 「私本太平記」
...この老いぼれめを引き出して...
吉川英治 「私本太平記」
...覇気のつよいぼくの父とが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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