例文・使い方一覧でみる「いなかもの」の意味

...田舎漢（いなかもの）め！」四十主税はようよう... 田舎漢め！」四十主税はようようの読み方
泉鏡花「婦系図」

...君は田舎者（いなかもの）で... 君は田舎者での読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...田舎者（いなかもの）でも町人でもないひとりの女が... 田舎者でも町人でもないひとりの女がの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...オーヴェルニュの田舎者（いなかもの）のようにつかみ合わなくてもいい... オーヴェルニュの田舎者のようにつかみ合わなくてもいいの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...番兵がごく年少で「徒歩兵」特有の「田舎者（いなかもの）らしい様子」をしてることのほか... 番兵がごく年少で「徒歩兵」特有の「田舎者らしい様子」をしてることのほかの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...その中に眠ってるひとりの田舎者（いなかもの）だった... その中に眠ってるひとりの田舎者だったの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...私はファヴロールの田舎者（いなかもの）です... 私はファヴロールの田舎者ですの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...田舎者（いなかもの）は田舎者だ... 田舎者は田舎者だの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...他（ひと）の時間と手数に気の毒という観念をまるでもっていない田舎者（いなかもの）を憎らしく思った... 他の時間と手数に気の毒という観念をまるでもっていない田舎者を憎らしく思ったの読み方
夏目漱石「こころ」

...陥穽（おとしあな）に首を突っ込むにゃ当たらないもんなあ」小倉は行く先を忘れた田舎者（いなかもの）のように当惑げにそこへ突っ立っていた... 陥穽に首を突っ込むにゃ当たらないもんなあ」小倉は行く先を忘れた田舎者のように当惑げにそこへ突っ立っていたの読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...田舍物（いなかもの）の事（こと）なれば鎌（かま）を腰（こし）へさして藁草履（わらぞうり）で... 田舍物の事なれば鎌を腰へさして藁草履での読み方
樋口一葉「われから」

...この田舎漢（いなかもの）の卑吝（けち）な奴達のお先に使われるような気がして止した... この田舎漢の卑吝な奴達のお先に使われるような気がして止したの読み方
水野葉舟「黄昏」

...甲州（こうしゅう）の田舎者（いなかもの）とはなにをいうのじゃ... 甲州の田舎者とはなにをいうのじゃの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...ついこのあいだ信州から質子として大坂へきたばかりの田舎者（いなかもの）... ついこのあいだ信州から質子として大坂へきたばかりの田舎者の読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...あれはやはり田舎者（いなかもの）じゃ... あれはやはり田舎者じゃの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...肝腎（かんじん）な所へ気がつかないのか）田舎漢（いなかもの）は... 肝腎な所へ気がつかないのか）田舎漢はの読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」

...一人の若い田舎者（いなかもの）が立っている... 一人の若い田舎者が立っているの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...ずんぐりとした田舎漢（いなかもの）だ... ずんぐりとした田舎漢だの読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

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