例文・使い方一覧でみる「いい」の意味

...實際的に目を覺ます方がいい... 實際的に目を覺ます方がいいの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...エフ氏はマリ子をつれていたかい」「いいや... エフ氏はマリ子をつれていたかい」「いいやの読み方
海野十三「人造人間エフ氏」

...だいいち、花宵先生が十年も若返った... だいいち、花宵先生が十年も若返ったの読み方
太宰治「パンドラの匣」

...少し離れている方がいいと思った... 少し離れている方がいいと思ったの読み方
徳田秋声「挿話」

...でもいいやね... でもいいやねの読み方
徳田秋声「爛」

...わしを恨んでもいいが... わしを恨んでもいいがの読み方
直木三十五「南国太平記」

...いい面の皮さ」この女相当の八ツ当りを... いい面の皮さ」この女相当の八ツ当りをの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「お嬢様、お久しぶりでございました」「まあ、幸内――」「お嬢様、ほんとにお久しぶりでございましたねえ」「お前、どうして、こんなところに、何をしているの」「はい、さきほど、兵作さんからお聞きの通りでございまして、誰もかまい手がないものでございますから、つい、おてつだいをして上げる気になりました」「お前のその痩腕（やせうで）で、そんなことにまで頼まれなければいいに」「でもお嬢様――わたしのようなものが頼まれて上げなければ、誰も頼まれてやる人はありませんもの」「でも、もういいから、おやめ――お前の代りに、誰か人を雇って来て上げるから」「有難うございます、では、そういうことに願いまして、わたしは、これからお嬢様のおともを致しましょう」「そうしておくれ」「それでは、あの井戸の傍へ行って手を洗って参りますから」「わたしが洗って上げるからおいで」「有難うございます」そこで、お銀様は夢うつつのようになって、幸内を導いて行くと、墓地の中ほどに車井戸がある...
中里介山「大菩薩峠」

...四十二の男よ呪（のろ）われてあれだ！「林さん書留ですよッ！」珍らしく元気のいい小母さんの声に... 四十二の男よ呪われてあれだ！「林さん書留ですよッ！」珍らしく元気のいい小母さんの声にの読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...いい気散じであった... いい気散じであったの読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...大戦後の作品でいいのがありました... 大戦後の作品でいいのがありましたの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...それらの約束を真にそれららしく思いいだくためには... それらの約束を真にそれららしく思いいだくためにはの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...説明なさらなくともいいのよ... 説明なさらなくともいいのよの読み方
夢野久作「けむりを吐かぬ煙突」

...申し開きがあるならばいってみたがいい」「それよりは... 申し開きがあるならばいってみたがいい」「それよりはの読み方
吉川英治「三国志」

...こう封蝋（ふうろう）がしてありますんでね」「いいのかい」「へ... こう封蝋がしてありますんでね」「いいのかい」「への読み方
吉川英治「私本太平記」

...取次いでみてくれないか」「いいとも」と... 取次いでみてくれないか」「いいとも」との読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...いい終るとすぐ光圀は隣の鏡の間へはいった... いい終るとすぐ光圀は隣の鏡の間へはいったの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

...――話だけならしてやってもいい... ――話だけならしてやってもいいの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「いい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「いい」