例文・使い方一覧でみる「いい」の意味

...藍色（あいいろ）の夏服を着た... 藍色の夏服を着たの読み方
芥川龍之介「MENSURA ZOILI」

...どツちでもいいよ――今度また新しい論文集を出すから... どツちでもいいよ――今度また新しい論文集を出すからの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...降服でもいいぞ、相手が承知をしないなら……... 降服でもいいぞ、相手が承知をしないなら……の読み方
海野十三「二、〇〇〇年戦争」

...村の人たちに委せておけばいいのです」「それはわしが出ていっても堤防の切れるものは切れる」と正造は笑いながら答えた...
大鹿卓「渡良瀬川」

...おまえたち四人の命を取るがそれでもいいか... おまえたち四人の命を取るがそれでもいいかの読み方
鈴木三重吉「ぶくぶく長々火の目小僧」

...「いいえ」と答えた... 「いいえ」と答えたの読み方
夏目漱石「それから」

...心配しないでもいいや」津田は黙って手紙を小林の方へ出した... 心配しないでもいいや」津田は黙って手紙を小林の方へ出したの読み方
夏目漱石「明暗」

...あっしはこんなガサツな人間でなんと申しあげていいか見当もつきませんが...
野村胡堂「幻術天魔太郎」

...この象がどうしたんだと」「いいえ... この象がどうしたんだと」「いいえの読み方
久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...いい塩梅に後の人がやってきたので楽屋へ下りてまいりました... いい塩梅に後の人がやってきたので楽屋へ下りてまいりましたの読み方
正岡容「初看板」

...明日が日に百軒でも建てて見しょう！　見るがいい――あのいろは庫――まだ『る』の十一戸前だが...
三上於菟吉「雪之丞変化」

...神田の「やぶ蕎麦」もいいが... 神田の「やぶ蕎麦」もいいがの読み方
村井政善「蕎麦の味と食い方問題」

...単に人間的感想として・天意とは別に思いいだかれたものとして・お目にかけるので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...父の教えた塾を作った家は佐伯といい... 父の教えた塾を作った家は佐伯といいの読み方
柳田国男「故郷七十年」

...そこに人がいっぱいいた... そこに人がいっぱいいたの読み方
山本周五郎「赤ひげ診療譚」

...寒くはありませんか」「いいえ... 寒くはありませんか」「いいえの読み方
夢野久作「青水仙、赤水仙」

...朝寝の遅立（おそだ）ちとは」「なんでもいいや... 朝寝の遅立ちとは」「なんでもいいやの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...小柄ながらもすらりと伸びのいい... 小柄ながらもすらりと伸びのいいの読み方
神西清訳「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

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