...どのくらい僕の阿呆(あほう)だったかを感じ...
芥川竜之介 「歯車」
...阿呆(あほう)、ぐず、のろま、意久地(いくじ)なしは云ふに及ばず、気取り屋、おしやべり、臆病、卑怯、未練、ケチンボ、コセツキ屋、悧巧者、ひとりよがり、逆上家、やきもち屋、愚痴こぼし、お世辞屋、偽善者、偽悪者、影弁慶...
伊藤野枝 「サニンの態度」
...とちゅうでくさりゃおしまいだ」「あほうだよ...
海野十三 「恐竜島」
...儒者といえば呆痴者(あほう)の異名の如く思わせたものだが...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...阿呆(あほう)の如く口をあいて見とれていた...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「あほう、そんなことを云うひまに、お客さんに茶でもあげえ」忰(せがれ)は何を云っているか判らない船頭一家の話を切れ切れに聞いていたが、そのうちに胴の間へ来る軽い跫音(あしおと)がするのでふりかえった...
田中貢太郎 「参宮がえり」
...阿呆(あほう)のことをいうんだぞ」と大笑い...
田中英光 「オリンポスの果実」
...自分でも阿呆(あほう)のようでもあり...
近松秋江 「うつり香」
...ド・ヴァレーズのでたらめを鵜(う)のみにする公爵のあほうのために苦心が水の泡(あわ)になり...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...日本人でもこのまねをするあほうがあるが...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...あしたはあほう払いときまった尾張大納言の家来...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...お銀は阿呆(あほう)拂ひにされて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...イワンの阿房(あほう)が取り片づけておかなかったため...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...信天翁(あほうどり)の一群が...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...これほどあほうでもなくなるだろうというのですが...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そうしてカピはわたしのあほうにあきれ返って...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...広場であほうの役を演(えん)じて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...孫七のようなあほうを主に持つのは...
吉川英治 「新書太閤記」
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