...どっちかですなあ」「あほらしい...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...まあほんとに女つて情ないわ...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...まるで阿呆(あほう)である...
太宰治 「酒ぎらい」
...どうやら阿呆(あほう)から眼ざめていた...
太宰治 「十五年間」
...その豪商に阿宝(あほう)という女(むすめ)があって婿になる人を探していた...
田中貢太郎 「阿宝」
...何と云う執拗(ひつこ)い蜂やろ」「阿呆(あほ)らしい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ちぎれ雲の焼酎一杯あほつたせいか...
種田山頭火 「行乞記」
...それをすぐオーケーとばかりに承諾しては田代公吉が阿呆(あほう)になるからそれは断然拒絶して夕刊娘美代子の前に男を上げさせる...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...それから空を飛ぶ信天翁(あほうどり)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...心持(こゝろもち)仰向(あほむ)く癖(くせ)があつた...
夏目漱石 「それから」
...九江戸阿呆宮(あほうきゅう)――読者はこんな言葉をお聞きになったことがあるでしょうか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...阿呆陀羅経(あほだらきょう)でも何でもやっておくんなさい」ガラッ八は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...阿呆(あほう)も一字で...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...その間わたしは雑誌社へ遊びにも行けず堪らぬ自暴酒をあほらずには居られなかつたこともあり...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...そうしてカピはわたしのあほうにあきれ返って...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...阿呆(あほう)のようにも見えたそうな...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...阿呆(あほ)らしい...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...阿呆(あほう)っ...
吉川英治 「親鸞」
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