...あっけらかんとしている青年の前へ...
犬田卯 「沼畔小話集」
...留吉があっけらかんとして見物しているうちに...
竹久夢二 「都の眼」
...あっけらかんとしている途端に...
中里介山 「大菩薩峠」
...あっけらかんとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...あっけらかんと立っている婦人を後(うしろ)にして...
夏目漱石 「明暗」
...あっけらかんと口をあいて眺めているというんじゃア...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いまのところはバカみたいにあっけらかんとしているけど...
久生十蘭 「だいこん」
...あっけらかんと口を開いていたのである...
久生十蘭 「魔都」
...どこの国王だ」レックミア侍従があっけらかんと言い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あっけらかんと気楽な童顔に戻った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...アメリカ人があっけらかんと言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...外国政府に雇われたスパイだとあっけらかんに認め...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...もう資本のはけ口も大ていつまったさうぢゃないかね」僕はあっけらかんとしてとう/\サヴェート同盟を東西から攻撃しはじめた二人を見守った「それでは」と僕は尋ねた「君らの僕に対する忠告に一口にいへばなんといってしかるべきだらう?」ばっと...
槇村浩 「長詩」
...狙(ねら)いはあやまたずかれの胸板(むないた)へ――あっけらかんと口をふいていた竹童...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「みんなを迎えにかい」――『あっけらかん』が言う...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...たぶん」――相手の心も知らずに『あっけらかん』はこう言うのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...――「何をあっけらかんとしておるのじゃ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
...あっけらかんと眺めていなけりゃならないんだ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??