...そこで泰さんもやむを得ず...
芥川龍之介 「妖婆」
...こは聞処(ききどころ)と泰助は...
泉鏡花 「活人形」
...鳥居博士御一家考古学の泰斗(たいと)鳥居龍蔵博士の御家庭は...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...泰然と言いつづけた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は泰然としてやって来ました...
豊島与志雄 「食慾」
...その泰然自若たるおごそかな顔を少しも曇らせなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...篠山泰之進の面々が...
中里介山 「大菩薩峠」
...山曲(やまたわ)の暗闇で泰文とやりあい...
久生十蘭 「無月物語」
...夜中の二時に泰子を負って寝かしてくれるというさわぎでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この人も泰子も成長の一段階毎にヒキツケてゆかねばならない質です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いわば泰平の兆候といってよろしい...
柳田国男 「家の話」
...とたんに泰三はそこへ両手をつき...
山本周五郎 「思い違い物語」
...泰助の評判がめきめき善くなってきた...
山本周五郎 「思い違い物語」
...「泰助さまの評判がとてもよくなったそうですよ...
山本周五郎 「思い違い物語」
...津留は泰三さまと結婚いたします」そして気絶でもしたような母と姉をしり眼に...
山本周五郎 「思い違い物語」
...鄭泰も、盧植も、「……そうですか」と、後のことばを胸にのんで退がってしまった...
吉川英治 「三国志」
...宗家の安泰を得たためしはありますまい...
吉川英治 「三国志」
...大納言公泰(きみやす)...
吉川英治 「私本太平記」
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