...泰助に眼を注(そそ)ぎて...
泉鏡花 「活人形」
...ややありて泰助は...
泉鏡花 「活人形」
...見れば若殿は安泰...
太宰治 「新釈諸国噺」
...平気で物を食い、泰然と居眠る...
豊島与志雄 「猫」
...ある点について彼は妙に泰然としていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いかに泰子、今こそはしづかに一緒に、をりませう...
中原中也 「山羊の歌」
...泰文は無気味な冷笑をうかべて...
久生十蘭 「無月物語」
...泰亮は何かいたいたしいものを感じた...
本庄陸男 「石狩川」
...中に立って斡旋(あっせん)した阿部泰蔵の兄である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...伝統に立つより安泰な基礎はない...
柳宗悦 「和紙の美」
...泰三はそんなことは気がつかないから...
山本周五郎 「思い違い物語」
...まつやわたくしのも支度して頂戴」そして泰三の側へ坐った...
山本周五郎 「思い違い物語」
...藤右衛門はつねづね、泰平の世には、婦道をただしくすることが、風俗を高めるこんぽんであると信じていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ほぼ百年泰平のみとおしがつくと共に...
山本周五郎 「山彦乙女」
...玉座の安泰をはかりましょう...
吉川英治 「三国志」
...わが岐阜本城の安泰がどうしてあり得ましょう」彼の声は大きい...
吉川英治 「新書太閤記」
...光泰は答えて、「城中に万一の変もあらばと、きょう一日中、みな案じておりましたので、殿の御無事なお帰りを知って、初めて炊煙をあげ出したわけにございまする」「無用無用」秀吉は湯から出て、小姓の石田佐吉に背中を洗わせながら、「兵どもに、いらざる苦労をさせるお汝(こと)らは、ちと拙(つた)ないぞ」「はっ」「兵には早う飯をとらせ、馬にも充分飼糧(しりょう)をくれて、こよいは早目に眠らせておけ...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ天下に泰平を布(し)く政綱もなかったし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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