...男――とあられもない姿...
泉鏡花 「婦系図」
...物語ではないが上代の多くの天皇が百歳以上の長寿であられたということを信ずるのも...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...凍りついた地べたに霰(あられ)が仄(ほの)白く残っていた...
徳永直 「冬枯れ」
...其の晩年までには必ず豪族を壓へつける希望を達せられる目算であられたに相違ない...
内藤湖南 「聖徳太子」
...「あられもない噂を言いがかりに私を逐(お)い出しなさる御所存か...
中里介山 「大菩薩峠」
...あられもない死に恥をさらしたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...にわかに猛烈な霰(あられ)が降ってきて...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...あられもない女だてらの動作にすこしの羞恥をしめさない無智...
火野葦平 「人魚」
...一視同仁が出来ぬと云(い)うような浅ましい事があられるものか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...東国の平野ならば霰(あられ)か雹(ひょう)かと思うような...
柳田国男 「雪国の春」
...霰(あられ)が降った...
山本周五郎 「青べか日記」
...今にも突然に老婆がワアと云って振り返ったら……なぞとあられもない事を考えているうちに...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...あられもない国々の賤(いや)しい女共と一所に...
夢野久作 「白髪小僧」
...あるにあられぬ奇妙な事ばかり仰せられるとの事...
夢野久作 「白髪小僧」
...あられぬ御最期をなされはせまいか...
夢野久作 「名娼満月」
...あられ小紋の着もの...
吉川英治 「大岡越前」
...桑名攻めの戦場にあられたかたがたが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...大盗篇あられ一この辺りは新しい仏都をなしかけていた...
吉川英治 「親鸞」
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