...しかも少しもあせらず...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...あせらずにゐ給へ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...むやみに早く全快したいとあせらずに...
高神覚昇 「般若心経講義」
...生きているのと同じ速度で、あせらず怠らず、絶えず仕事をすすめていなければならぬ...
太宰治 「風の便り」
...あせらずにゆう/\と生きてゆくこと...
種田山頭火 「行乞記」
...あせらずたゆまず一歩一歩...
種田山頭火 「其中日記」
...流れるまゝに流れよう、あせらずに、いういうとして...
種田山頭火 「旅日記」
...徒らに判断をあせらず...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...あせらずに歩くんだ...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...あえて仕官をあせらずに...
中里介山 「大菩薩峠」
...苦労はお互いというものだ」急がずあせらず...
本庄陸男 「石狩川」
...あせらずに自然の陣痛のはじまるのを待つということになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昔に変わってあせらず老成なふうに恋を説きながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...死ぬまでが修業だと思ってあせらずにゆっくりとやれ」新八は頭を垂れた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あせらずゆっくり養生すれば...
山本周五郎 「柳橋物語」
...あせらずに待っていようという気持だったのである...
山本周五郎 「柳橋物語」
...必ずあせらずにおやりなさい」「忝(かたじけ)ない...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして、あせらず、逃避せず、そして無明(むみょう)をあゆむことじゃ...
吉川英治 「親鸞」
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