...□今迄は原稿の〆切がかなり後れましたが以後は十五日には屹度(きっと)集めてしまひたいと思つてゐますから右の原稿をどうぞそのおつもりでお願ひいたします...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年七月号)」
...〆切(しめきり)は二十五...
太宰治 「虚構の春」
...〆切のせまつてゐる小説を少しづつ書きつづけ...
太宰治 「當選の日」
...〆切におくれてすみませんでしたね...
種田山頭火 「其中日記」
...原稿〆切(しめきり)という日曜日の朝のしかも出かけ前に書くのであるから遺憾ながらこれだけである...
寺田寅彦 「高浜さんと私」
...雑誌明星第一号原稾〆切の日迫り来りし故...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...近所の家といふ家は全部〆切つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ずっと〆切りになっていたが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...八日の〆切りという『科学知識』への「婦人と文化創造」というものをかきかけていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...可哀そうでしょう? 〆切が六日で校了であるそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...でもたまにはいいでしょう、〆切なんて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それから又例によって〆切りでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やっぱり三時〆切り五時におかえりだからかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ではこれで〆切りにいたします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...且つ〆切りもなく又枚数もなおす範囲で自由で至極工合がようございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「実は今日〆切りで急いでいるんですけれど...
山之口貘 「貧乏を売る」
...最終々の〆切日に至るも出来なかつたといふ次第である...
吉川英治 「折々の記」
...さいごの〆切まで...
吉川英治 「随筆 新平家」
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