...□今迄は原稿の〆切がかなり後れましたが以後は十五日には屹度(きっと)集めてしまひたいと思つてゐますから右の原稿をどうぞそのおつもりでお願ひいたします...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年七月号)」
...〆切のせまつてゐる小説を少しづつ書きつづけ...
太宰治 「當選の日」
...〆切におくれてすみませんでしたね...
種田山頭火 「其中日記」
...原稿〆切(しめきり)という日曜日の朝のしかも出かけ前に書くのであるから遺憾ながらこれだけである...
寺田寅彦 「高浜さんと私」
...〆切間際の原稿に追われていたし...
豊島与志雄 「交遊断片」
...入場者の〆切は四時半で...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...早く〆切ったが両方のタメだろう一年半前に於ける著者の予言的中記今より一年五ヶ月前...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...『新潮』の正月号の小説はごく短いものですが十一月十日で〆切ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...八日の〆切りという『科学知識』への「婦人と文化創造」というものをかきかけていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのため〆切りのくりあげで大したことになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...可哀そうでしょう? 〆切が六日で校了であるそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...三十日の日が所得税申告の〆切りで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...でもたまにはいいでしょう、〆切なんて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それから又例によって〆切りでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やっぱり三時〆切り五時におかえりだからかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「実は今日〆切りで急いでいるんですけれど...
山之口貘 「貧乏を売る」
...最終々の〆切日に至るも出来なかつたといふ次第である...
吉川英治 「折々の記」
...さいごの〆切まで...
吉川英治 「随筆 新平家」
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