...このアクセサリーには黒曜石が使われています...
...あの火山灰は黒曜石でできている...
...黒曜石を加工して、美しい装飾品にすることができる...
...黒曜石の切れ味がいいので、包丁に使われることもある...
...この神殿の柱には黒曜石が使われている...
...貝塚から出る黒曜石の鏃(やじり)のような形をしたのが槍(やり)が岳(たけ)で...
芥川龍之介 「槍が岳に登った記」
...「お前は鉱夫に違ひない」因に男子の筋肉の断面は黒曜石の様に光つてゐたと云ふ...
李箱 「出版法」
...小さな島でありながら蛇紋石の小島もあり、水石ばかりで出來た岬もあり、地表に石炭の露出して居る處もあり、瑪瑙の壁もあり、黒曜石もあり、砂岩もあり粘板岩もあり、猿の尻のやうな土の覗いてゐる處もあります...
江南文三 「佐渡が島から」
...是等の黒曜石は他地方...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...あたかも黒曜石(こくようせき)のように美しかった...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...この黒曜石のような美しい氷上が...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...聡明とで黒曜石の如く輝いていた眼は...
直木三十五 「南国太平記」
...二三十分間のうちに黒曜石の石鏃三四本を拾つたのも嬉しかつた記憶の一つであるが...
濱田耕作 「石鏃の思出話」
...燧石(ひうちいし)や黒曜石(こくようせき)や...
濱田青陵 「博物館」
...黒曜石(こくようせき)のようなものでも...
濱田青陵 「博物館」
...黒曜石のような聡(さか)しい眼のあった個所には...
久生十蘭 「湖畔」
...洞窟の奥の黒曜石のような眼玉が...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...そしていつの間にか庭の葉末の影から綾子の黒曜石のやうな瞳までを湿ほしていつた...
牧野信一 「秋雨の絶間」
...黒曜石でできてるねえ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...黒曜石の髪の毛に...
夢野久作 「白髪小僧」
...黒曜石(こくようせき)色の瞳を異妖な情熱に輝やかしつつ...
夢野久作 「二重心臓」
...女神は黒曜石(こくようせき)のような眸(め)を侍女へやって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...刃物には黒曜石の鋭い破片を使う...
和辻哲郎 「鎖国」
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