...病気が原因で職を失って困っている人たちが、福祉施設に身を寄せることがある...
...災害時には、被災者たちが一時的に仕事や住居を失って身を寄せることが必要となる...
...軍隊などで、自軍が進軍中に敵地に身を寄せることを「野営」という...
...地震の際には、分離帯に身を寄せることが重要です...
...犯罪被害者が身を寄せる施設には、警察官やカウンセラーが常駐している...
...少し前屈みに身を寄せる...
泉鏡花 「浮舟」
...これ幸いと身を寄せることになった...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...それにしても最早自分の身を寄せる所はこの幾より他にないと云ふ考へも湧き...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...今はいくらかこゞみ加減に岩の一角に身を寄せるやうにしてゐた...
田山録弥 「波の音」
...翌日二人は川西へ身を寄せることになるまで...
徳田秋声 「あらくれ」
...思わず俊子の方へ身を寄せると...
豊島与志雄 「月明」
...彼女は彼に身を寄せる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女の方へ身を寄せると...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...辛(かろ)うじて生き残った官女たちが身を寄せるところに困って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここの寺の慢心和尚の許(もと)へ身を寄せることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこの暗い陰に身を寄せるようにして窺(うかが)うと...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...銭形平次の側に身を寄せると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...バヴェ・サン・タンドレ街の母親の住居に身を寄せることになったからである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...身を寄せるとすればまずお政のところであろう...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...身を寄せるところも無かった...
山本周五郎 「竹柏記」
...ここへ身を寄せる前にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...身を寄せる藩に依っては...
吉川英治 「宮本武蔵」
...初々(ういうい)しい仔馬(こうま)は槲(かしわ)の木蔭(こかげ)に身を寄せる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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