「鴈」の意味
雁の異字体
小説での「鴈」の使い方
...俳優(例えば中村鴈治郎の目)が際立って彼の芸を生かす場合...
宇野浩二 「それからそれ」
...栖鳳と鴈治郎とがある所で落合つた時の挨拶を側(そば)にゐて聞いた者がある...
薄田泣菫 「茶話」
...鴈(かり)の腹と翼の裏を描(か)いて居(を)つたといふので名高かつた...
薄田泣菫 「茶話」
...俳優(やくしや)の中村鴈治郎などもその一人で...
薄田泣菫 「茶話」
...」鴈治郎は乗気になつて...
薄田泣菫 「茶話」
...岡山へ発(た)つた鴈治郎梅玉一座は...
薄田泣菫 「茶話」
...鴈治郎と仁佐(にざ)5・29(夕)浪花節の雲右衛門がまだ全盛を極めてゐた頃、ある時東京の実業家Kの座敷で、鴈治郎、延若、福助と一緒になつた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...」「そやなあ……」鴈治郎は武士道の鼓吹者から受取つた盃を唇に当てたまゝ小鳥のやうに狼狽(うろた)へた眼つきをした...
薄田泣菫 「茶話」
...先方(むかふ)がそない言うてるのんやと――」鴈治郎の顔は見る/\相好(さうがう)が崩れた...
薄田泣菫 「茶話」
...幼少の頃父に連れられて興行毎に鴈治郎(がんじろう)を見に行った自分の身に引き比べなどして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中が鴈治郎の十八番の大晏寺(だいあんじ)であった...
徳田秋声 「仮装人物」
...ここじゃやはり腕達者な二三流どこの役者がいいだろう」「そうかもしれません」「鴈治郎はよくかけ声か何かで飛びあがるね」「ほんとうにおかしな人...
徳田秋声 「挿話」
...当時の劇界いまだ鴈治郎(がんじろう)を知らず「紙治」はいと珍しきものなりしが如し...
永井荷風 「書かでもの記」
...鴈治郎の半七がえらいよくてなア...
林芙美子 「雪の町」
...大阪から斎入や多見之助や鴈次郎が上京したりすると...
正岡容 「下町歳事記」
...そこへ初代鴈治郎の相手の女形ばかりさせられた...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...鴈と離れた時に傑作を出したとの愚見が敢て独断ではないかと思ふ...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...福円は大阪育ちで紙治や梅忠に鴈治郎の向うを張った...
山本笑月 「明治世相百話」
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