...昼間から一匹の髪切虫(かみきりむし)がシッカリと獅噛(しが)み付いていた...
夢野久作 「髪切虫」
...髪切虫にとっては...
夢野久作 「髪切虫」
...何気なく触角を向けている中(うち)に髪切虫は...
夢野久作 「髪切虫」
...シンシンと髪切虫の触角に感じて来るのであった...
夢野久作 「髪切虫」
...青桐の幹にシッカリと獅噛み付いた髪切虫の触角がピインと一直線に伸び切って...
夢野久作 「髪切虫」
......
夢野久作 「髪切虫」
...ギイギイギイギイギイ」桐の葉蔭の髪切虫は...
夢野久作 「髪切虫」
...……しかし……それでも若い髪切虫は感激にふるえ上ったのであった...
夢野久作 「髪切虫」
...お父様……髪切虫が来ましたよ」「ナニ...
夢野久作 「髪切虫」
...髪切虫が……」「ええ...
夢野久作 「髪切虫」
...ですからそうしといたら蝶々は一匹も来ないでコンナ髪切虫が……」「ううむ...
夢野久作 「髪切虫」
...この髪切虫は普通のと違っている...
夢野久作 「髪切虫」
...この間お父様が大学で見せて下すった化石の髪切虫によく似てますよ...
夢野久作 「髪切虫」
...お蝶は髪切虫(かみきりむし)のように父の袖へしがみついて...
吉川英治 「江戸三国志」
...髪切虫のような笑い声をもらした...
吉川英治 「新書太閤記」
...髪切虫の啼く音のように...
吉川英治 「夏虫行燈」
...せっかくこれまでおびきよせた長蛇を逸してしまっては何もならぬ」ギリギリギリ……と髪切虫(かみきりむし)の啼(な)くような自鳴鐘(とけい)の音が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...髪切虫(かみきりむし)のヒゲみたいに鋭いかれの感覚は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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