...ハドック〔鱈の類〕を食える魚だと思っていなかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...食えるものかしらん」誰もそれについて...
海野十三 「宇宙戦隊」
...これなら料理すれば食えるね...
海野十三 「三十年後の世界」
...食えるかな」衛兵長が...
海野十三 「太平洋魔城」
...塵芥の中にさえ食えるものの残屑一つない穢(きたな)い街路から跳び立った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ようよう食えるか...
直木三十五 「死までを語る」
...どうしてでも食えるが...
直木三十五 「南国太平記」
...野生の草木で食えるものの種類を三十種も挙げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...忙がしくなく時間づくめでなくて飯が食えるという事について非常に考えました...
夏目漱石 「無題」
...君仏蘭西(フランス)や英吉利(イギリス)へ行くと随分天明調(てんめいちょう)や万葉調(まんようちょう)が食えるんだが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...きまって飯が食えるようにならな...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...ラムピオン(ホタルブクロの一種で根が食える)を抜くと...
南方熊楠 「十二支考」
...「食えるときめて割出した人件費を毎月捻出しなければならぬ苦しさから...
三好十郎 「俳優への手紙」
...苡の目(もく)の下に食えるのを二種...
柳田国男 「海上の道」
...食えるだけ食ってしまうと背中が裂けて死んで時鳥になった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...彼は手を動かせば食えるのだ...
横光利一 「上海」
...食える物は零余子(ぬかご)にいたるまで喰べ尽したかに見らるるが...
吉川英治 「上杉謙信」
...蝙蝠が食えるか、食えないか、そんな常識は、彼にとって問題ではない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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