...風呂敷包みでお弁当を持っていくことがよくある....
...あの人は風呂敷包みでギフトを渡すのが好きだそうです...
...お土産を買ったので、風呂敷包みにして持っていこうと思います...
...今度の旅行で、風呂敷包みの荷物を持っていくつもりだ...
...祖母から風呂敷包みにお金を渡された...
...しかもその又風呂敷包みの中から豹(ひょう)に似た海綿をはみ出させていた...
芥川竜之介 「歯車」
...風呂敷包みを首にかけてゐる...
石川啄木 「葉書」
...お定も心持顔を赧くして笑つたが、風呂敷包は、難なく其処から戸外(そと)へ吊り下された...
石川啄木 「天鵞絨」
...濃(こ)い桔梗色(ききやういろ)の風呂敷包(ふろしきづつみ)を一(ひと)ツ持(も)つた...
泉鏡太郎 「艶書」
...私の着物在中の風呂敷包みを持ち...
太宰治 「乞食学生」
...さっき君が僕に風呂敷包みを投げつけて...
太宰治 「乞食学生」
...袴をはいて小さな風呂敷包か何かを抱へてゐる...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...革のハンドバックと小さな風呂敷包とを置いて...
豊島与志雄 「女客一週間」
...首っ玉へ風呂敷包を結び...
中里介山 「大菩薩峠」
...勘次(かんじ)は先刻(さつき)の風呂敷包(ふろしきづゝみ)を解(と)いた...
長塚節 「土」
...その上へ軽く落とした自分のお尻がはじめ小さな風呂敷包みを膝の上へ載せたほどに...
正岡容 「寄席」
...」床屋の親方は風呂敷包を解いて...
水上滝太郎 「遺産」
...薄平たい風呂敷包みを持って立ち上った...
宮本百合子 「或日」
...新橋駅に降りた私はちいさな風呂敷包と...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...風呂敷包が二つあるだけで...
山本周五郎 「季節のない街」
...片手を伸ばして横に在るメリンスの風呂敷包みを引き寄せた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...千六は恥かしながら背負うて来た風呂敷包みの割籠(わりご)を開いて...
夢野久作 「名娼満月」
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