...「金属性のアクセサリーを身につけると運気が上がると言われている...
...「彼は金属性のパーツで車をチューニングしている...
...「金属性の箔を使った屏風が美術館で展示されている...
...「金属性のスポーツメダルを獲得した選手がインタビューに答えた...
...「この化合物は金属性と酸素が結合した化合物である...
...真鍮の金属性の音はいたずらに静かな大空にひびいて...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...金属性の、シガレット・ケースを少し大きくした様な容(い)れものだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...カランというほがらかな金属性の響...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...さっきの金属性の音と...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...冴(さ)え切つた金属性の響でも立てさうな...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...罩(こ)もった空気を衝(つ)いて彼女の金属性の微風が掠(かす)めたのだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...金属性の合の手が絡み――ピアニストは疾(と)うに洋襟(カラア)を外して空(クウ)へ抛(なげう)っていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...金属性の扣鈕(ボタン)を二つ三つコップへ入れて振る...
谷譲次 「踊る地平線」
...あの金属性の光つた先が紙に引つかゝる音は...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...二条のレールが走って金属性の冷たい青白い光りに輝いていた...
豊島与志雄 「微笑」
...灯(あかり)で見るがいい」ピーンと金属性の響を持った不思議な声です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――「かくて今や竜の恐ろしき怒りをまぬかれたる戦士は、かの真鍮の楯を思い浮べ、そが上にしるされたる妖術(ようじゅつ)を解かんとて、竜の骸(むくろ)を道より押しのけ、勇を鼓して館(やかた)の白銀の床を踏み、楯のかかれる壁へ近づきけるに、楯はまことに彼の来たり取るを待たずして、そが足もとの白銀の床の上に、いとも大いなる恐ろしく鳴りひびく音をたてて落ち来たりぬ」この言葉が私の唇から洩(も)れるや否(いな)や――まるでほんとうに真鍮の楯がそのとき銀の床の上に轟然(ごうぜん)と落ちたかのように――はっきりした、うつろな、金属性の、鏘然(そうぜん)たる、しかし明らかになにか押し包んだような反響が聞えたのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...あの甲から発するのよりももっとぴかぴかする金属性の光沢(つや)は...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...数個の金属性のボタンと...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...かんだかい金属性のひびきが聞えるように思った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...からんからんとけたたましく非常に高い金属性の音が鳴り響いた...
山本周五郎 「風流太平記」
...歯のかち合う金属性の音がして...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...それは金属性を帯びた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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