...彼は道化者のような言動が多い...
...道化者の格好をしている人が路上で見かけられることがある...
...サーカスの道化者は独特な芸風があります...
...考え方が子どもっぽくて、まるで道化者のようだ...
...昔話には、道化者が主人公のお話もある...
...しかし又或は道化者(だうけもの)かも知れない...
芥川龍之介 「闇中問答」
...寧ろ顔を見る度に揶揄せずにはゐられぬ道化者だつた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...所謂道化者の如くにのみ語ることを学ばなければならなかつたその運命などに於て...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...股引(ももひ)きと道化者と先の尖った靴と!エレン・ケイが死んでから二年になる...
谷譲次 「踊る地平線」
...その素材をこねてあまり上できでもない品物をひねり出す陶工のほうははなはだつまらぬ道化者の役割のようにも思われて来るのである...
寺田寅彦 「空想日録」
...相手は性根のよくない道化者にすぎなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...狡獪(こうかい)で片意地な道化者のフョードル・パーヴロヴィッチは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...子豚の鳴き声をまねた道化者も...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...もし奴らが道化者でないとすれば三文文学者だと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」涙ぐんだり悲壮な顔付をしたりしたがる道化者が...
豊島与志雄 「道化役」
...赤リボンの道化者(どうけもの)はそこに栄える...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...モリエールが喜劇を書きカローが絵を書いていたあの大世紀の道化者や手品師などの間に使い古されたものであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一番の最後は、道化者の市五郎、それで何もかも済んでしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...道化者の銅作と雇婆さんが一人ゐるだけ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正に世界的詩人の無意味な空語で「神殿に奉(まつ)られてゐる道化者」の觀がある...
萩原朔太郎 「中央亭騷動事件(實録)」
...ここまで道化者にされてしまった...
山本周五郎 「花も刀も」
...從來書かれたやうな道化者の一休ぢや仕方がない...
吉川英治 「折々の記」
...滑稽なる道化者が...
吉川英治 「新書太閤記」
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