例文・使い方一覧でみる「逞しく」の意味
スポンサーリンク...いろいろな想像を逞しくしながら... 
生田春月 「聖書」
...想像を逞しくしたりする人たちも...
犬田卯 「沼畔小話集」
...一寸連想を逞しくするのは無理ではない...
戸坂潤 「社会時評」
...中には筋骨が逞しくて丈夫そうに見える人も沢山あるが...
中谷宇吉郎 「温泉１」
...逞しくはあるが人好きのする風貌と...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...唖の女中を置いてゐる女の一人位を殺したところで大した事はあるまいと空想を逞しくしながらも...
林芙美子 「晩菊」
...ゆえにいろいろの学者が単に想像を逞しくして暗中模索をやっているにすぎない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして総督は主人のためにも自分のためにも苛斂誅求を逞しくするに後れをとらなかった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...隅の方で逞しく大聲で話しながら...
室生犀星 「京洛日記」
...元気で強く逞しく雄々しくあればあるだけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...逞しく肉付いた足や...
山本周五郎 「青べか物語」
...逞しく枝を張っていた...
山本周五郎 「似而非物語」
...三之木三郎は五人のなかでは誰より逞しく...
山本周五郎 「似而非物語」
...彼独特の奇怪な犯行を逞しくして来た...
夢野久作 「白菊」
...甚だ想像を逞しくした言い現わし方であるが...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...暴威を逞しくして近代に及んだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...つまらない空想を逞しくするようだが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...いよいよ逞しく伸び...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利！手書き漢字入力検索