...足がかりを刻んだ様な...
泉鏡花 「婦系図」
...足がかりになってやった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「封三娘」
...アメリカでは太平洋上に浮き飛行場を設けて横断飛行の足がかりにする計画があるということである...
寺田寅彦 「天災と国防」
...檜山さんを足がかりにしようかしら...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...長禅寺を足がかりにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...その場の足がかりさえあれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...足がかりの段になっていた...
林不忘 「あの顔」
...この著者の諸評論は丈夫な足がかりを与えるものである...
宮本百合子 「巖の花」
...すべり出しの足がかりがはっきりしない感じがあるのではなかろうか...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...今日新たに生活を建て直そうとしている足がかりがわかって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しっかりとらえてはなさぬロック・クライミングの足がかりとしてゆけば...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手がかりも足がかりもない立派な人間に疑いをかけさっしゃる筈はないが……扨(さて)は松倉十内がうろたえたかな……」「ええッ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...手懸りも足がかりもありゃしません...
吉川英治 「江戸三国志」
...岩藤の根を足がかりに...
吉川英治 「江戸三国志」
...何処へも登る足がかりがないので...
吉川英治 「江戸三国志」
...足がかりがなければ越えられないのが分った...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...それを足がかりとしては...
吉川英治 「三国志」
...一朝淡路(あわじ)を足がかりとして大阪を図(はか)り...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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