...慳貪(けんどん)で...
芥川龍之介 「地獄変」
...貪(むさぼ)るように湖を眺め続けた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...貪慾に歓喜を求めるのは享楽を全うする所以ではない...
芥川龍之介 「僻見」
......
有島武郎 「星座」
...そして貪(むさぼ)るように...
海野十三 「地球盗難」
...古茶びんの貪婪さで...
大江鉄麿 「河の上の職場」
...然れども内は貪慾(どんよく)と放縦とにて満つるなり...
太宰治 「駈込み訴え」
...「あの僧尼達は、自分が手を動かさずして世を渡り、そのうえ戒律(かいりつ)を守らないで、婬を貪り、葷(うん)を茹(くら)い、酒を飲んだので、牛馬にして人に報いをさすところだ」三人はまた次の処へ往った...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...歯ぐきから膓(はらわた)の底へ沁(し)み徹(とお)る冷(つ)めたさを喜びつつ甘い粘(ねば)っこいの実を貪(むさぼ)るように二つまで食べた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...彼は貪るようにじろじろと見やりながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...貪欲(どんよく)とを...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は昨夕(ゆうべ)法外な車賃を貪ぼられて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...塩もつけずに貪り食うのだった...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...汽車に乗るとすぐ貪るやうに読む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そして専制主義の貪婪(どんらん)は自らを罰するのである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかしゴドウィン氏の云う貪慾な人間というのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人間の貪欲(どんよく)と無恥と酷薄をひとつに集約したようないやらしいヒステリイ女だった...
山本周五郎 「陽気な客」
...したがその猛も貪婪(どんらん)な五欲には組み合わず...
吉川英治 「私本太平記」
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