...彼女は貞淑な女性だと評判です...
...彼女は貞淑な妻であり、素晴らしい母親でもあります...
...貞淑な女性は、愛と尊敬を受けるに値します...
...彼女は貞淑であるために、彼氏から信頼されています...
...すべての女性が貞淑である必要はありませんが、彼女は典型的な貞淑な女性です...
...吾人は貞淑(ていしゅく)なる夫人のために満腔(まんこう)の同情を表(ひょう)すると共に...
芥川龍之介 「馬の脚」
...皆温良貞淑そうだった...
芥川龍之介 「上海游記」
...しかし白蓮女史よりも貞淑である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...恐らくは妻妾の妬忌(とき)しなかつたのも貞淑の為ばかりではなかつたであらう...
芥川龍之介 「僻見」
...人の親の、其児(そのこ)に教ふるに愛を以てせずして漫(みだり)に恭謙、貞淑、温柔をのみこれこととするは何ぞや...
泉鏡花 「愛と婚姻」
...二十年のあいだ露ほどの疑念も插まずに貞淑な女房とばかり思いこんできた妻の情夫に...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼女は私の妻となってからも、至って従順で、貞淑で、善良でした...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...貞淑なのが癪に触りはじめて来たのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...貞淑で愛情のこまやかな日本婦人の美点を欧米の人々にお知らせすることも考えました...
三浦環 「お蝶夫人」
...* ローマの貴婦人、美貌貞淑、人の凌辱をうけ夫に復讐を頼んで自殺したと伝えらる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼はほんの少しもあやしまれるようなことのない貞淑な婦人たちとの・特に彼自ら経験した・世にもまれなる親交ぶりについていろいろと物語られた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「よき婦人」「正しき婦人」「貞淑有徳の婦人」という語を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...俺はもうお前に貞淑であつてくれとか...
横光利一 「悲しみの代價」
...この事実を知っていたものは貞淑無二な彼の前皇后ジョセフィヌただ一人であった...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...身綺麗な貞淑さを感じさせ...
横光利一 「旅愁」
...卓越した機敏と貞淑な点を却(かへ)つて卑(ひく)い階級の婦人に見出(いだ)すのです...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...貞淑な妻ではあり得なかった...
吉川英治 「親鸞」
...実際またこの日の夫人は貞淑な夫人に見えた...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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