...諸君の功績だともいいかねる性質のものです...
有島武郎 「小作人への告別」
...この章で述べてきた諸発見の大部分は...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...読者諸君は、もうとっくにおわかりでしょう...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...どうかわしに代って君が諸事を処理してくれたまえ...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...群小諸政党の最低綱領による反ファッショ的共同戦線というようなことを意味するより先に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...杉山平助の諸氏は多分最も意識的なリベラリストであるらしい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...模写説外の真理諸説の説得も...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...それは六藝、諸子、詩賦、兵書、數術、方技、斯う云ふ六種であります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...諸君は現実の痛みと喜びとが幻像となつて...
野口米次郎 「能楽論」
...読者諸君は次の段階に進んで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...稲妻やきのふは東けふは西其角(きかく)といふは諸行(しょぎょう)無常的の理想を含めたるものにて...
正岡子規 「俳諧大要」
...ハツリットの『諸信および民俗(フェース・エンド・フォークロール)』二に...
南方熊楠 「十二支考」
...丞相旗をめぐる諸軍すべて翩翻(へんぽん)とただおののき恐れて見えたが...
吉川英治 「三国志」
...蜀の兵は朝霧をついて諸所の柵を打ち破り...
吉川英治 「三国志」
...諸山の寺院では祈祷がおこなわれ...
吉川英治 「私本太平記」
...――無造作に、「これを見い」と、陣羽織の襟(えり)うらから抓(つま)み出した一通と、一面の地図とを、諸将のあいだへ、投げ出して、順に見せた...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸事、お見事であった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...諸国の雄藩も、決して現状に甘んじてはいない...
吉川英治 「柳生月影抄」
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