...而(しか)して表玄関の受附には明治の初年に海外旅行免状を二番目に請取って露国の脳脊髄系を縦断した大旅行家の嵯峨寿安(さがじゅあん)が控えていた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...そこで彼等はまず郡役所へ持参して添書を請うた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...畢竟請願書の出るのを待って...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「家普請(やぶしん)を春のてすきにとり付いて」(野)の静かな低音の次に「上(かみ)のたよりにあがる米の値」(芭)は...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...そうそうは若林に強請(ねだ)りにくい場合の埋合せにしていた...
徳田秋声 「縮図」
...父杉百合之助へ引渡し在所において蟄居(ちっきょ)申付け請(うく)る身分にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...仲に立つた者が此レールを請負つて...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...但し対手は神様なのだから之は被告賞恤や減刑請願になる心配はないので疑いもなく歎願だから心配しなくてもいい...
戸坂潤 「社会時評」
...春陽堂主人来り余が拙句を木板摺にして販売したしと請ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...それで自分に金の要(い)る時は遠慮なく細君に請求した...
夏目漱石 「道草」
...綱吉殺しの下手人は俺が請合って縛ってみせる...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...和助を強請(ゆす)つたのさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...千両にては出来まじき土蔵の普請...
樋口一葉 「大つごもり」
......
広海大治 「章魚人夫」
...要用のときには必ず政府より請願して命を得ることもあらん...
福沢諭吉 「帝室論」
...ぬかづけばひよ鳥なくやどこでやら三島の旅舎に入りて一夜の宿りを請えば草鞋のお客様とて町に向きたるむさくろしき二階の隅にぞ押しこめられける...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...しかし志保は榛軒に請うて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...孔明が請いを容れるかどうか?「彼のことだ...
吉川英治 「三国志」
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