...これは私一人の非常に限られた経験を――もっとも私は常に注意深く観察していたが――基礎として記すのではなく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...強さを示す縦の軸の数字2の高さに一つの点をXと記す...
海野十三 「キド効果」
...最早ここに書き記すのも恐ろしい程であった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
......
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...時によつては一つの事を記すのに全く訓讀の文字ばかりで書きもしました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...くわしく記すつもりはない...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...本名を記すことを忘れないと...
辰野九紫 「青バスの女」
...事の顛末を記録するためには先ずわが家のラジオの歴史を略記する必要がある...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...それがここに記す幻像であって...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...記すべきことが多分に残っているが...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...冒頭に「アアしくじったり誤りたり取餅桶(とりもちおけ)に陥(おちい)りたり今日(こんにち)はもはや曩日(さき)の富井(とみい)にあらず妹(まい)は一死以て君(きみ)に謝せずんばあらず今日の悲境は筆紙の能(よ)く尽す処にあらずただただ二階の一隅に推(お)しこめられて日々なす事もなく恋しき東の空を眺(なが)め悲哀に胸を焦(こが)すのみ余は記する能(あた)わず幸いに諒(りょう)せよ」とあり...
福田英子 「妾の半生涯」
...オツポジトなどといふ事を英語で言ふのが余には出来なんだのでそのほか二行三行のセンテンスは暗記する事も容易でなかつた位に英語が分らなかつた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...此に聖書に記すが如くとある以上には...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...その子諸父に謀りていわく、われ聞く、里中葛秀才、天性よく記すと、渠(かれ)、昨わが家を過(よぎ)り、かつてこの籍を閲す、あるいはよく記憶せん、なんぞ情をもって叩かざるや、と...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...けだし野干は別獣なり〉と記す...
南方熊楠 「十二支考」
...今武鑑に従つて記することにした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...すべてを正直にえり好みせずに書き記すだけであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...神々も人々も、詩を記す円柱も、敢えて詩人の凡庸なることを許さず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索