...私たちは観察者として、自然の美しさを目の当たりにした...
...試合には裁判員として観察者が招待された...
...道路脇に停車した車に観察者が殺到した...
...歴史的瞬間を目撃した観察者たちは、その瞬間を永遠に忘れないだろう...
...絵画を鑑賞する際、観察者は作品に込められたメッセージを理解することが大切である...
...あまり注意深くない観察者でも気がつくようになる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...現実主義の観察者は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...すべての人は本質的に研究者観察者となることだろう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...映画を見ることによって吾々は凡庸な観察眼の代りに異常に鋭い観察者の眼を獲得することになる...
寺田寅彦 「教育映画について」
...観察者の頭が現象の中へはいり込んで現象と歩調を保ちつついっしょに卍巴(まんじともえ)と駆けめぐらなければ動いているものはつかまえられない...
寺田寅彦 「空想日録」
...観察者が実際そこに立ち又は立つと考えられるその点に他ならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...すなわち人間が全世界の観察者として...
中井正一 「美学入門」
...なお飽きないほどの熱心なる観察者である...
永井荷風 「妾宅」
...自然の最も優れたる観察者として...
中谷宇吉郎 「雪」
...このことはまた根本において――表面だけの観察者はむろん気づきませんが――あらゆる人びとによって完全にみとめられていることです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それは幾人かの観察者には既にマークされていたが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...自分は飽くまでも観察者の位置にとどまることを欲する者であるから...
久生十蘭 「黒い手帳」
...注意深い観察者には...
平林初之輔 「文学方法論」
...そして最も注意深い観察者にとってすら...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...多数の注意深い観察者が...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...のみならず、観察者の報告は、とっさの間の観察だから誤謬が含まれている事を期待しなければならぬ...
武者金吉 「地震なまず」
...偶然の観察者は必ずしも収穫に遭遇しまたその稔(みの)りを験したのではないからである...
柳田國男 「地名の研究」
...お杉の子なるほど天然の小観察者に取っては...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
便利!手書き漢字入力検索