...家はいよいよ行詰り...
心猿 「露伴忌」
...それが家の裏口の所で行詰りになっていたので...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...三世紀にわたる鎖國の行詰りから救ひ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それは一方ブルジョア社会の技術的発展の行詰りを言い表わすと共に...
戸坂潤 「読書法」
...学生の研究生活なるもののかかる行詰りが直接には如何なるところにその理由を求むべきかを考察し...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...どこもここも行詰りになってる感じだった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...宋史藝文志――正史藝文志の行詰り元になると宋史藝文志が出來た...
内藤湖南 「支那目録學」
...今までの自分の生涯が、土の上を走っていたから、行詰りが出来る、そのとどのつまりの行詰りは、もう極まった運命のほかに何物も無いと観念をしておりましたのに、ここには全く自分の能力を不用として、生きて行ける生涯があるということを知りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...地上を走る時には必ず行詰りがあるにきまっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の文学の行詰りにぶっつかっているのは事実だ...
中島敦 「光と風と夢」
...旦那の部屋に灯りの點いて居るのを見ただけです」「話聲は聞かなかつたか」「否(いえ)」平次の問も其處で行詰りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...旦那の部屋に灯(あかり)の点いているのを見ただけです」「話声は聞かなかったか」「否(いえ)」平次の問もそこで行詰りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それっきり行詰りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...判った」が平次はハタと行詰りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ハタと行詰りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これから先はハタと行詰りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...常識が常識としては行詰り...
三木清 「哲学入門」
...その行詰りを打開するか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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