...唯だ Easy going な樂みといふだけを能事とするならば...
會津八一 「趣味の向上」
...命(めい)を知り天を樂しむもの是(かく)の如し...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...詩人も樂人も、只管(ひたすら)觀客をして絶倒せしめ、兼ねて許多(あまた)の俳優に喝采を博する機會を與へんことを勉めたるなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...朝晩の禮拜に皆と一緒になつて御神樂を踊らねばならなかつたのには...
石川啄木 「赤痢」
...私が母の最後を安樂にしてやつたことは...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...三樂齋もいたく傷を負ひたり...
大町桂月 「國府臺」
...樂所(がくそ)のをんな樂(がく)...
薄田淳介 「白羊宮」
...これは樂しみながら書かねば損である...
太宰治 「猿面冠者」
...竊に親近なる都下の實業家に内意を傳へて有樂會の會合を催ふさしめたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...前漢書地理志の「樂浪海中有二倭人一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...暫くはこの樂天的な子分の顏を享樂して居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それでもお神樂の清吉に負けたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...盡きぬ宴樂(うたげ)の杯をしやぶつてゐると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全く樂ぢやありませんよ」「それにしちや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しかも完全に享樂して生きる人は...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...生活の他のもの即ち娯樂のうちにあると考へられる...
三木清 「人生論ノート」
...生活と娯樂とは區別されながら一つのものである...
三木清 「人生論ノート」
...この群の樂しみといふ共同の大事業の爲に...
柳田國男 「兒童語彙解説」
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