例文・使い方一覧でみる「虎の子」の意味

...その商品は虎の子の値段がする... その商品は虎の子の値段がするの読み方

...試験に合格したのは虎の子のように嬉しかった... 試験に合格したのは虎の子のように嬉しかったの読み方

...この不景気の中、虎の子のお店が増えている... この不景気の中、虎の子のお店が増えているの読み方

...この家は相続税がかかって虎の子だった... この家は相続税がかかって虎の子だったの読み方

...彼女は自分の美容院を虎の子のように大切にしている... 彼女は自分の美容院を虎の子のように大切にしているの読み方

...今の尚家の大祖の尚円（しょうえん）王（伊平王）が即位された時の有様を『王代記』または口碑によって調べてみると、当時沖縄に革命が起って尚巴志の王朝が亡ぶとさっそく首里城の京の中で国王選挙の大会が開かれたとのことでありますが、群衆の中から白髪の老人安里（あさと）の比屋（ひや）が声を放って、虎の子や虎、犬の児や犬、食与（ものくゐ）ゆ者（す）ど我（わが）御主（おしゅう）、内間（うちま）御鎖（おざす）ど我御主という風に謡ったところが、衆皆これに和してここに一国の君主は選挙されたとのことであります... 今の尚家の大祖の尚円王が即位された時の有様を『王代記』または口碑によって調べてみると、当時沖縄に革命が起って尚巴志の王朝が亡ぶとさっそく首里城の京の中で国王選挙の大会が開かれたとのことでありますが、群衆の中から白髪の老人安里の比屋が声を放って、虎の子や虎、犬の児や犬、食与ゆ者ど我御主、内間御鎖ど我御主という風に謡ったところが、衆皆これに和してここに一国の君主は選挙されたとのことでありますの読み方
伊波普猷「ユタの歴史的研究」

...ポケット小僧にだかれていた虎の子が... ポケット小僧にだかれていた虎の子がの読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...さっきの虎の子の父親かもしれません... さっきの虎の子の父親かもしれませんの読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...拙尼が虎の子の様にしている貯えの金三百両引出して... 拙尼が虎の子の様にしている貯えの金三百両引出しての読み方
江見水蔭「備前天一坊」

...洋服屋がきて虎の子の十円を持って行きました... 洋服屋がきて虎の子の十円を持って行きましたの読み方
太宰治「虚構の春」

...旅行中は虎の子の信用状や現金の英貨――旅行に持って歩くには... 旅行中は虎の子の信用状や現金の英貨――旅行に持って歩くにはの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...芝生の上の虎の子石へ腰を下ろして... 芝生の上の虎の子石へ腰を下ろしての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...虎の子の三本ほどを... 虎の子の三本ほどをの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...虎の子を隠してあることを言いました... 虎の子を隠してあることを言いましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...命より惜しい虎の子だつて隱し切れるものぢやありません」奪ひ取られた百二十兩の惜しさが...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...虎の子をなくしてしまって... 虎の子をなくしてしまっての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...少しは借金があるようで」「それで母親の虎の子を狙ったというのか」「なアに借金は五両や十両で済むが...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...斯うして八五郎も伯母さんの虎の子を狙（ねら）はずに濟み... 斯うして八五郎も伯母さんの虎の子を狙はずに濟みの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」