...その前から私は仲間に船醉の藥などを與へてをつたが彼等はまる三日といふものはたうとう食堂にも出ないし食堂から持つて行つた食べものも殆ど口にしなかつた...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...酒肴は蕭何の寅藥師が一切取揃へて汽車に乘る...
大町桂月 「夜の高尾山」
...三日服用したら、あと服用を禁止せよ、三日乃至五日間休止して、それからさらに二錠づつの服用を開始せよ、と效能書に書かれて在りましたので、私は、少しも、ききめの無いままに、その藥の服用を、やめなければならなくなりました...
太宰治 「知らない人」
...脱脂綿に無刺激の油藥を塗つて患部に貼りつけ...
太宰治 「知らない人」
...藥味(やくみ)にしたら酸(すッ)ぱからう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...なう/\!藥種屋(やくしゅや)はおりゃるか?藥種屋(やくしゅや)出る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...即ち鎭痛の藥もてパイエーオーン忽ちに 900彼を癒しぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さういふことは皆藥を以てやらうとした...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...酸いやうな匂ひのする消毒藥と...
南部修太郎 「疑惑」
...御藥園預りの本草家(ほんざうか)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藥湯は飛散つて、結構な座布團も疊も滅茶々々...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...山の手では評判の生藥屋で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...意氣とか通とかを持藥にしてゐる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夥(おびたゞ)しい藥品などが用意されてあつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつでも同じ事は耳にたこが出來て氣の藥にはならぬ...
樋口一葉 「にごりえ」
...そして最後に死を宣言されて床の上に横つてゐる者にとつては最早や醫者も藥も必要でなくなるやうに...
横光利一 「悲しみの代價」
...ちよつとした傷藥だの...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...この寂び古びた壜や箱の藥品が私には常に氣になつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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