...マダム馬鈴薯はまだ不動の姿勢を取つて居る...
石川啄木 「雲は天才である」
...これに代うるに馬鈴薯(じゃがたらいも)ならびに牧草(ぼくそう)をもってするのであります...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...馬鈴薯をふかして食べたり...
徳田秋声 「チビの魂」
...黒い麦飯とナッパ汁かっ込んで仁平はいろりのはたで生活の重圧に曲った腰をさすり乍ら考えた薯(いも)十六貫俵がたった八十銭...
中島葉那子 「馬鈴薯階級の詩」
...彼(かれ)は勢(いきほ)ひよく喚(よ)んで見(み)て自分(じぶん)で拍子拔(ひやうしぬけ)した樣(やう)にして居(ゐ)たが「此(こ)れさ馬鈴薯(じやがいも)でもくんねえか」と椀(わん)をづうつと出(だ)した...
長塚節 「土」
...兵糧(ひょうろう)が尽きて焼芋(やきいも)や馬鈴薯(じゃがいも)で間に合せていたこともあります...
夏目漱石 「明暗」
...五本の指をひろげて自然薯のような形にして見せた...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...「馬鈴薯はあまり花をつけちゃあ...
林芙美子 「お父さん」
...配給の米だの薯だのを風呂敷に包んで背負ふと...
林芙美子 「なぐさめ」
...ママ薯のほうは、武術講演をしたり薙刀をふりまわしたりする大名華族の珍品というところでさしたる悪影響はなかったが、娘薯のほうは、他人が幸福だったり、自分より美しかったりすると、なんとかして不幸にしてしまわないと気がすまないといううるさい陰謀家で、四代目クラブ以下、鎌倉組の英仏派はひとりのこらず有形無形の被害をうけた...
久生十蘭 「だいこん」
...ママ薯におとらないナチ・マニアで...
久生十蘭 「だいこん」
...馬鈴薯(じゃがいも)を揚げ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...馬鈴薯の植ゑ方を説いたり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...シェーン婆さんは青々した草原の向うのほそい流れで馬鈴薯の皮むきに使う板を洗うとやがて自分の小舎に帰って来て泥炭の火の前に腰を下ろした...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
...今私たちはパンも馬鈴薯もさつまいもも買えずにいるから...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...「――これも薯(いも)づるの一つだ」そして...
宮本百合子 「刻々」
...鶏卵も薯類及び葛粉などを用いないで...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...馬鈴薯の葉に身を埋め...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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