例文・使い方一覧でみる「菜っ葉」の意味
スポンサーリンク...菜っ葉――そういったもののみが取り残されて... 
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...前足で上にかかっている菜っ葉を掻（か）き寄せる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...菜っ葉のようになっている留吉を抱いて来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...菜っ葉と芋と麦の芽をいつくしんで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...肥車に菜っ葉を積んだのが一台入ったよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前が菜っ葉を着て...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...おれのによく似た菜っ葉服を着て...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...登山者の来訪にけげんなひとみを向けながら菜っ葉のつけものでお茶をすすめてくれた...
細井吉造 「二つの松川」
...潰し麦や菜っ葉などの餌さを遣るとき...
細井和喜蔵 「モルモット」
...前の障子を開いては菜っ葉を取ってやる事を何時の間にか覚えて了って...
細井和喜蔵 「モルモット」
...てかてか光るような菜っ葉服をきた...
堀辰雄 「幼年時代」
...その菜っ葉服をきた人は...
堀辰雄 「幼年時代」
...普通の菜っ葉であった...
牧野富太郎 「植物記」
...曲がりくねった、狭い町、とんがった搏風（はふ）、けちな市場、大根、菜っ葉、葱がある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...菜っ葉を洗ったり米をといだりしていた...
矢田津世子 「茶粥の記」
...その菜っ葉服のポケットの中でピストルを構えているのが真上から見ているせいか...
夢野久作 「ココナットの実」
...揚げ荷からこぼれた菜っ葉の山...
横光利一 「上海」
...花のついた菜っ葉をさげた支那娘が...
横光利一 「上海」
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