例文・使い方一覧でみる「いい顔」の意味
スポンサーリンク...いい顔（つら）っこだこと... 
秋田雨雀 「三人の百姓」
...その肥つた血色のいい顔にいつものやうな穏やかな笑を見せながら石階を降りて龍子の方に近づいて来た...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...面長の色の白い品のいい顔立ちの婦人であった...
上村松園 「楠公夫人」
...こんなかわいい顔をしているけれど...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...きさまが泣くとかわいい顔になる...
江戸川乱歩 「影男」
...今にも物を云いそうな可愛いい顔をしています...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「魂の喘ぎ」
...いい顔で通れるという...
高見順 「いやな感じ」
...お銀があまりいい顔をしなかったということは...
徳田秋声 「黴」
...うっかり腰をかけられてつぶされたようなかわいい顔つきをしている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ただ見てさえあまり気味のいい顔じゃない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...至って人のいい顔をしていたが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...顎十郎のおかげでいまはいい顔になっている神田の御用聞...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...かわいい顔が真っ青だ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...わしにいい顔をしなかった理由が...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...無邪気なかわいい顔をしているものだから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...商人たちはいい顔をしてくれない」「そのはずさ...
吉川英治 「私本太平記」
...葉子は、しっかりと歯を喰いしばり、可愛いい顔に、朱を注いで、黒吉の足を握（つか）んでいる...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...いい顔一つしよう訳がなかった...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利！手書き漢字入力検索