...彼は至誠の信念を持っている...
...至誠感を持って対応することが大切だ...
...試験での至誠の心が高得点につながった...
...至誠の気持ちで彼女の心を掴んだ...
...至誠を尽くして、悔いのない人生を送りたい...
...第二章国人(こくじん)に捨てられし時愛国は人性の至誠なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...そこには至誠堂病院の院長青木寛(かん)をはじめ...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...至誠(しせい)を以(も)ってこれを信じその道を尽し...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...至誠の一貫が伴ふならば...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...至誠にして自(みず)から欺かざる故と知らずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...必ずしも蛮勇と僥倖(ぎょうこう)とのみは言えない――ドコかに一片の至誠の人を打つものがあり...
中里介山 「大菩薩峠」
...死ぬか生きるか娑婆(しゃば)か地獄かと云う際(きわ)どい針線(はりがね)の上に立って身(み)震(ぶる)いをするとき自然と横膈膜(おうかくまく)の底から湧(わ)き上がる至誠の声である...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...司直の明吏が至誠己を空(むな)しうして公平を求めたることは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...常に至誠の友情をもって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...女房至誠懇待到らざるなかったので...
南方熊楠 「十二支考」
...何事も豊後介(ぶんごのすけ)の至誠の賜物(たまもの)であることを玉鬘も認めていたし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...至誠の発動であるという事は...
夢野久作 「鼻の表現」
...その人の真剣味や至誠の力が相手を動かし得るものなのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...即ち至誠神明に通ずる底(てい)の神気を以て朗々と吟誦するのです...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...占筮は至誠をもって事の吉凶を前知する道術であるから...
横光利一 「馬車」
...袁紹の無礼に忍ばねばならんか」「至誠をもって...
吉川英治 「三国志」
...敵地でのご辛抱をおねがい申しあげまする」彼の至誠に...
吉川英治 「三国志」
...彼の人格の底よりいづる至誠信心である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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