...そのヨブが友人の来訪に会して突然三章の痛歎を発してわが運命を詛(のろ)うに至るは...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...今日至る処にあるのだ...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...処がこの模写・反映の第一段階であった感覚乃至知覚は...
戸坂潤 「科学論」
...理論乃至科学は均衡ある周到な分析にも拘らず...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そこから校長と出版屋と乃至は其の間に介在する小利権屋との間に金銭上の又饗応上の醜関係が生じたということが...
戸坂潤 「社会時評」
...だが日本主義・東洋主義乃至アジア主義・其他々々の「ニッポン」イデオロギーが(ニホンと読むのは危険思想だそうだ)大量的に生産され...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...芸術至上主義は寧ろ芸術乃至「文学」を意識的に生活から独立させて之を生活の上に君臨させることであったが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...哲学者どもの言うことは阿呆(あほ)の至りだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ほとんど進退に窮する場合にまで立至って...
中里介山 「大菩薩峠」
...誠実をもって相対すると毫(ごう)も異なるところなきに至る...
夏目漱石 「虞美人草」
...思ってここに至ればまことに同情に堪(た)えぬと...
新渡戸稲造 「自警録」
...單純至極な考へやうには...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あなたのお言葉は至極御尤もです...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...行つて初めて俺の至誠を彼に滲み透らさせて見せる...
平出修 「瘢痕」
...蕪村に至りてはじめて成功を得たり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...かって至上律と思っていた狭い武士道から解放されて...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...この至上な一瞬(とき)を...
吉川英治 「私本太平記」
...ひとり信長公に至っては...
吉川英治 「新書太閤記」
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