...ときに彼は二十三歳、美丈夫で、元気で、子孫に伝える伯爵位を持っている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この素裸の見事な美丈夫を...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...この野郎には家を燒かれた怨(うらみ)があります」パツと飛出した美丈夫...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美妙斎は二十七になった美丈夫だ...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...美丈夫の典型とされている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...美丈夫であつたが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...李もまた白皙(はくせき)の美丈夫(びじょうふ)である...
森鴎外 「魚玄機」
...とうてい美丈夫とはいえないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あなたは若く逞しい美丈夫であらせられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...座隅の一席からひとりの白皙(はくせき)の美丈夫が起立して...
吉川英治 「三国志」
...美丈夫姜維(きょうい)一それよりも前に...
吉川英治 「三国志」
...おなじ美丈夫ながら...
吉川英治 「私本太平記」
...二歳の美丈夫でまた生来の大酒であった...
吉川英治 「私本太平記」
...白皙(はくせき)の美丈夫にして...
吉川英治 「新書太閤記」
...この一美丈夫の挙止(きょし)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...いかにも洒々(しゃしゃ)たる侠骨の美丈夫...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まだ女ずれもしてない美丈夫で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また、美丈夫なので、寧子とのあいだに、恋愛でもあるかのようなうわさも撒(ま)かれた...
吉川英治 「日本名婦伝」
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