...継嗣論一大難題となり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それは例の徳川八代将軍の継嗣問題(あとつぎもんだい)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...後年将軍家継嗣問題を挾んで水幕の反目最もはなはだしかった...
服部之総 「尊攘戦略史」
...すでに密勅そのものの範囲が水戸継嗣ブロック以上に出て雄藩おしなべて十三藩にわたり...
服部之総 「尊攘戦略史」
...二女のジャックリイヌ ――伯爵の継嗣(あととり)にお嫁(かたづ)け下さい...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ツガ玉手次(たまたすき)畝火之山乃(うねびのやまの)樛木乃(つがのきの)弥継嗣爾(いやつぎつぎに)……ツガはまたトガともいい...
牧野富太郎 「植物記」
...継嗣正精は学を好み詩を善くし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...継嗣順序より云へば其孫に当る人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京水の門人が師の宗家の継嗣を辞した事を記したものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其継嗣にも親近したのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...継嗣は十八歳の養玄であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...継嗣は竹陶頼直(ちくたうよりなほ)で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...池田氏では此年四月朔(さく)に分家京水の継嗣天渓瑞長(てんけいずゐちやう)が歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...継嗣は今の晋賢(しんけん)さんで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...孫の継嗣魁軒さんに就いて家乗を閲(けみ)することを得たから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正学は前(さき)に棠軒を率(ゐ)て駿府加番に赴いた隼人正純(はいとまさずみ)の継嗣である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御継嗣を誰にするかという入札(いれふだ)のことも...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...継嗣(けいし)の争いや閨閥(けいばつ)の内輪事が...
吉川英治 「三国志」
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