例文・使い方一覧でみる「絶え間」の意味
スポンサーリンク...それから絶え間ない稲妻の光... 
芥川龍之介 「杜子春」
...絶え間なく揺れ動く白い波頭（なみがしら）とが...
伊東静雄 「詩集夏花」
...汗が絶え間なくしたたった...
梅崎春生 「桜島」
...人体を絶え間なくプスリプスリと刺（さ）し貫いているのだ...
海野十三 「蠅」
...帰って来た娘はもう肺がくさりかけだ工場での絶え間ない労働強化に体を痛め荒い野良仕事は出来そうにもない！見ろ！資本家（きゃつら）の死物狂いの重圧はくたばりかけの農村にまで襲いかかる産業合理化に押しひしがれわしら百姓がさらに背負わされる数え切れぬ苦労の山々！わしはあんまり暢気（のんき）すぎた遠いようで決して遠くない他人のようで自分のことだ農村から！そうだ...
榎南謙一 「農村から」
...その絶え間絶え間にガラス障子...
田山花袋 「少女病」
...葛藤（かっとう）の絶え間がなかった...
徳田秋声 「縮図」
...彼女は絶え間なく働いていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...絶え間なく湧き上ってきた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...雲の絶え間に一条の滝がかかっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...絶え間なき壞滅の運命をたどるに至る...
波多野精一 「時と永遠」
...僕は殆ど絶え間なしに雑音にとりまかれて揺さぶられてゐる...
原民喜 「火の子供」
...涙の絶え間もないほど夕顔夫人を恋しがって娘たちの泣くのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...皮膚や鼻孔や唇などが絶え間なく...
室生犀星 「幻影の都市」
...この堂宇の裏から陰気な犬の遠吼（とおぼ）えのような唸（うな）りが絶え間なく漏れてくること...
室生犀星 「天狗」
...四隣に戦（いくさ）の絶え間もない中をも...
吉川英治 「新書太閤記」
...それは絶え間なく襲って来る甘い誘惑であった...
吉川英治 「源頼朝」
...ごうっと絶え間なく暗い風に鳴っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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