例文・使い方一覧でみる「紗」の意味

...更紗（さらさ）の布（ぬの）をかけた机がある... 更紗の布をかけた机があるの読み方
芥川龍之介「葱」

...面紗（かおぎぬ）を破いたこと... 面紗を破いたことの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...それが全身を包んだ黒紗のバルク（その下に白紗を重ねている）の間からのぞいてるのだが... それが全身を包んだ黒紗のバルクの間からのぞいてるのだがの読み方
野上豊一郎「七重文化の都市」

...帛紗（ふくさ）に包んで... 帛紗に包んでの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...羅紗（らしゃ）の台の上をころがって歩いているとしますならば... 羅紗の台の上をころがって歩いているとしますならばの読み方
久生十蘭「ノンシャラン道中記」

...八穂　おめざめだ……（美紗に）ご気分はいかがですか... 八穂　おめざめだ……ご気分はいかがですかの読み方
久生十蘭「喪服」

...美紗と八穂に来るように... 美紗と八穂に来るようにの読み方
久生十蘭「喪服」

...電話に出た？美紗　出るもんですか... 電話に出た？美紗　出るもんですかの読み方
久生十蘭「喪服」

...浜口、静江、美紗、立ちあがる... 浜口、静江、美紗、立ちあがるの読み方
久生十蘭「喪服」

...やはり肉桂色の羅紗の表をつけた熊の毛皮の外套を著て... やはり肉桂色の羅紗の表をつけた熊の毛皮の外套を著ての読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...南蛮更紗（なんばんさらさ）の莨入（たばこいれ）――ほかに... 南蛮更紗の莨入――ほかにの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...ごちゃごちゃした模様の唐更紗（とうさらさ）の机掛けがかかった... ごちゃごちゃした模様の唐更紗の机掛けがかかったの読み方
水野葉舟「北国の人」

...インド更紗の美しさも世界にしられている... インド更紗の美しさも世界にしられているの読み方
宮本百合子「衣服と婦人の生活」

...素晴らしい金紗の訪問着の孔雀（くじゃく）の裾模様を引ずりながら... 素晴らしい金紗の訪問着の孔雀の裾模様を引ずりながらの読み方
夢野久作「女坑主」

...こうした大邸宅にふさわしい気品のうちにユックリユックリと白羅紗（らしゃ）のスリッパを運んで来たが...
夢野久作「白菊」

...翠紗（すいしゃ）の蚊（かや）のせいでもない... 翠紗の蚊のせいでもないの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...黄紗（こうしゃ）にくるんだ三巻の天書は膝にのっている... 黄紗にくるんだ三巻の天書は膝にのっているの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...紅紗（こうさ）の燈籠（とうろう）二... 紅紗の燈籠二の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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