...空気が入らぬようにハンダで密封する板鉛の箱に納めるにさき立って...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...もし百貨店に商品を納める店を見ると「あの店も売れなくなったと見えて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...濡れ手に粟のごとき莫大な利益を納めることができるからなのです...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...」蜜柑と林檎と柿を、二つずつ、紙袋にいれて貰い、鶏肉のわきにそっと、買物袋へ納める...
豊島与志雄 「母親」
...切手口銭を納めるということになっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...翻って受け納める兵馬ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...棺を納める広い玄室は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...土佐守樣と奧方の仲を無事に納めるため...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...惡業(あくごふ)が積めば年貢(ねんぐ)を納める時が來るものだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拔身の脇差を鞘(さや)に納めるのも忘れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...税金年額一錢を納めるプロレタリヤの何人かあることをも知つて...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...年賦にして納めるといふことでやう/\済んだが...
三木竹二 「いがみの権太」
...帳も巻き物も珍しい装幀(そうてい)を加えて納めることにしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まずそこに納めるのが漆器なのである...
柳宗悦 「陸中雑記」
...それを封筒に納めると...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...それから懐紙(ふところがみ)を出して刀を拭い納めると...
夢野久作 「斬られたさに」
...納めるんなら十や二十の端(はし)た金(がね)じゃ駄目だよ...
夢野久作 「焦点を合せる」
...而(そう)して会費を納める人も納めぬ人も分け隔て無く其作物(さくぶつ)を批判し添削して遣つて居る...
與謝野寛 「執達吏」
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