...白砂青松の地にいて...
太宰治 「もの思う葦」
...文字通りの白砂青松だ...
種田山頭火 「行乞記」
...右には未だ青き稲田を距(へだ)てて白砂青松の中に白堊の高楼蜑(あま)の塩屋(しおや)に交じり...
寺田寅彦 「東上記」
...それに引きかえて西の空麗(うるわ)しく晴れて白砂青松に日の光鮮やかなる...
寺田寅彦 「東上記」
...白砂青松といった明るい新開の別荘地であった...
徳田秋声 「蒼白い月」
...「…………」白砂青松の絶勝を窓外に...
正岡容 「寄席」
...白砂青松という類の先入主を離れて...
柳田国男 「雪国の春」
...白砂青松(はくしゃせいしょう)の東海道の空にかかったとき...
吉川英治 「神州天馬侠」
...白砂青松の渚(なぎさ)である...
吉川英治 「新書太閤記」
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