...この商品は発売禁止となっています...
...食品衛生法違反のため、発売禁止になった商品があります...
...発売禁止の本を購入してしまった...
...新しい法律が制定されたため、この商品は発売禁止になった...
...発売禁止になった理由がよく分からない...
...この国では決して発売禁止や展覧禁止は行なわれません...
芥川龍之介 「河童」
...『アノ発売禁止になつたとか言ふ……?』『然うです...
石川啄木 「鳥影」
...□可なり苦しい遣繰りをしてゐましたのに此度また発売禁止を喰ひましたので大分困つて居ります...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年七月号)」
...小説家と薪(まき)7・7(夕)この頃発売禁止になつた『ボリイ夫人』の著者フロウベエルがある婦人と恋をした事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...遺憾ながら発売禁止の憂目に遭はざるを得ないところであらう...
太宰治 「お伽草紙」
...童心に与へる影響ならびに発売禁止のおそれを顧慮して...
太宰治 「お伽草紙」
...当時あった内務省の検閲(新聞紙法による)に引っかかり「発売禁止」を命じられている...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...又発売禁止や発行停止は直接に新聞企業の経済的基礎を破壊するから...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...一九三五年度内に発売禁止又は一部削除となったものは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...風俗壊乱による発売禁止も...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...内務省では合法的に発売禁止を命じもしない本を同氏が勝手に絶版にする社会的権利(?)はなかろうという次第である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...『歓楽』の一篇は初め『新小説』に掲載せし折には何事もなかりし故その頃飯田町(いいだまち)六丁目に店を持ちたる易風社(えきふうしゃ)の主人に請(こ)はるるままその他の小篇と合せて一巻となし出版せしめたるに忽ち発売禁止となりぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...易風社はその以前謝礼として壱百円を贈り来りしが発売禁止となるも博文館の如く無法なる談判をなさざる故わが方にても重々(じゅうじゅう)気の毒になりいそぎ『荷風集』一巻の原稿をつぐなひとして送りけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...先生は最初感情の動くがままに小説を書いて出版するや否や、忽(たちま)ち内務省からは風俗壊乱、発売禁止、本屋からは損害賠償の手詰(てづめ)の談判、さて文壇からは引続き歓楽に哀傷に、放蕩に追憶と、身に引受けた看板の瑕(きず)に等しき悪名(あくみょう)が、今はもっけの幸(さいわい)に、高等遊民不良少年をお顧客(とくい)の文芸雑誌で飯を喰う売文の奴(やっこ)とまで成り下(さが)ってしまったが、さすがに筋目正しい血筋の昔を忘れぬためか、あるいはまた、あらゆる芸術の放胆自由の限りを欲する中(なか)にも、自然と備(そなわ)る貴族的なる形の端麗、古典的なる線の明晰を望む先生一流の芸術的主張が、知らず知らず些細(ささい)なる常住坐臥(じょうじゅうざが)の間(あいだ)に現われるためであろうか...
永井荷風 「妾宅」
...それは発売禁止の形式に於て起る抑圧的なものばかりである...
夏目漱石 「点頭録」
...最近それが発売禁止になつたほど...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...その著書は発売禁止処分を受け...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...発売禁止の余り手広く行われるのを歎かわしく思うだけです...
森鴎外 「食堂」
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