例文・使い方一覧でみる「申込む」の意味

...今は表向に縁談を申込むばかりにしたらしい... 今は表向に縁談を申込むばかりにしたらしいの読み方
泉鏡花「婦系図」

...いろだわたゞ――』『ぢやあ若（も）し裁判所で内縁の妻だなんて云つたら抗議を申込むか』『えゝ... いろだわたゞ――』『ぢやあ若し裁判所で内縁の妻だなんて云つたら抗議を申込むか』『えゝの読み方
伊藤野枝「監獄挿話　面会人控所」

...わたしが五十円融通してくれと申込むと... わたしが五十円融通してくれと申込むとの読み方
魯迅井上紅梅訳「端午節」

...正面から抗議を申込むわけにもいかない筋合（すじあい）があった... 正面から抗議を申込むわけにもいかない筋合があったの読み方
海野十三「暗号音盤事件」

...館内を参観させてもらえないかと申込むと... 館内を参観させてもらえないかと申込むとの読み方
海野十三「少年探偵長」

...時には兄に金銀の借用方を申込むこともあろう... 時には兄に金銀の借用方を申込むこともあろうの読み方
薄田泣菫「艸木虫魚」

...また苦情を申込む権利の無い事である... また苦情を申込む権利の無い事であるの読み方
高村光太郎「緑色の太陽」

...わざわざ私に会見を申込む... わざわざ私に会見を申込むの読み方
太宰治「やんぬる哉」

...けふは家主から前払間代の催促をうけたので、わざ／＼出かけたのだつたが、馬酔木さんには何としてもいひだせなかつた、詮方なしに、彼女に申込む、快く最初の無心を聞いてくれた、ありがたかつた、同時にいろ／＼相談をうけたが！彼女のところで、裏のおばさんの御馳走――それは、みんなが、きたないといつて捨てるさうなが――をいたゞく、老婆心切（マヽ）とはおばさんの贈物だらうか、みんなは何といふ罰あたりどもだらう、じつさい、私は憤慨した、奴（マヽ）鳴りつけてやりたいほど興奮した... けふは家主から前払間代の催促をうけたので、わざ／＼出かけたのだつたが、馬酔木さんには何としてもいひだせなかつた、詮方なしに、彼女に申込む、快く最初の無心を聞いてくれた、ありがたかつた、同時にいろ／＼相談をうけたが！彼女のところで、裏のおばさんの御馳走――それは、みんなが、きたないといつて捨てるさうなが――をいたゞく、老婆心切とはおばさんの贈物だらうか、みんなは何といふ罰あたりどもだらう、じつさい、私は憤慨した、奴鳴りつけてやりたいほど興奮したの読み方
種田山頭火「行乞記」

...その人に決闘（けっとう）を申込むわね... その人に決闘を申込むわねの読み方
ツルゲーネフ神西清訳「はつ恋」

...世人はただちに枝葉の問題を並べ立てて抗議を申込む... 世人はただちに枝葉の問題を並べ立てて抗議を申込むの読み方
寺田寅彦「物理学の応用について」

...マダムへ結婚を申込むの光栄を有するのであります... マダムへ結婚を申込むの光栄を有するのでありますの読み方
豊島与志雄「田舎者」

...... の読み方
仁科芳雄「國際學術會議への旅」

...間違いもなく江戸には居ませんよ」八五郎は躍起（やっき）となって抗議を申込むのです... 間違いもなく江戸には居ませんよ」八五郎は躍起となって抗議を申込むのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...彼はまだ兄に借金を申込む機会がなかつた... 彼はまだ兄に借金を申込む機会がなかつたの読み方
原民喜「永遠のみどり」

...彼は広島の兄に借金を申込むつもりにした... 彼は広島の兄に借金を申込むつもりにしたの読み方
原民喜「永遠のみどり」

...結婚を申込むくらいだから... 結婚を申込むくらいだからの読み方
山本周五郎「日本婦道記」

...――僕はバルチックの軍艦に結婚を申込む... ――僕はバルチックの軍艦に結婚を申込むの読み方
吉行エイスケ「恋の一杯売」

「申込む」の読みかた

「申込む」の書き方・書き順

いろんなフォントで「申込む」