...丁度熱烈なる国家主義者は大抵亡国の民であるように――我我は誰でも我我自身の持っているものを欲しがるものではない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...そもそも欲しがる気持にはきりがない...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...既に金ばかり欲しがるあり勝ちな平凡人に過ぎなくなつてゐると侮辱するやうになつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...直ぐ邸宅(やしき)の立派なのを欲しがるのと打つて変つて...
薄田泣菫 「茶話」
...人形は女の児が一番欲しがるものの一つで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お金の欲しがる人のことを思ってみんね」貧乏「いやあ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...いろいろにして食物を欲しがるように仕向けたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
......
野口雨情 「螢の燈台」
...百姓が無限に欲しがる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...水を欲しがる唇(くちびる)は嬰児(えいじ)のように哀れだ...
原民喜 「火の唇」
...私はお前からの褒美(ほうび)を欲しがるように...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...若い亭主を欲しがるなんざ...
正岡容 「寄席」
...食べるものを遠慮なく欲しがる...
宮本百合子 「悲しめる心」
...子供も欲しがるでしょうが大人だとて欲しい気を起すでしょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そいつが人の欲しがる巨万の富...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...そんな青年が今ごろ僕の色紙を欲しがるなんて...
横光利一 「微笑」
...乳でも欲しがるように泣きぬくのであった...
吉川英治 「親鸞」
...あのように欲しがるものゆえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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