...僕はおそるおそる見た...
海野十三 「海底都市」
...そこにはターネフ一派の実におそるべき陰謀がいままさに行われようとしているのであった...
海野十三 「爆薬の花籠」
...それじゃ、いまのは夢だったのかしらと、おそるおそる、ガラス戸をひらいて、外をのぞいてみました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...おそる/\地びたにすわつて...
鈴木三重吉 「ダマスカスの賢者」
...どんなにおそるべき深淵にそれは見えたことであろう!『高まる丘陵がそびえる高さだけそれだけ低くくぼんだ底は沈んだ――広く...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...おそるべきは盆栽教育者である...
永井隆 「この子を残して」
...これでございますか……これは」金蔵はおそるおそる徳利を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...お母さんはおそるおそる飴(あめ)だまをさしだしました...
新美南吉 「飴だま」
...またおそるべきカイミアラを退治ることも出来なかっただろう...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...小さな馬車が異樣に人々の好奇心をそそるのは...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...おそるべき精力と無遠慮とをもって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...ただ我々の情欲をそそる勤行だけしか捧げようとはしていない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々の推量をそそるかのようなさまざまな偽りの光が限りなくそこに洩れ輝くところの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...奥地への旅はこの興味をそそる...
柳宗悦 「地方の民藝」
...二人でおそるおそるこっちへ来た...
山本周五郎 「風流太平記」
...その万引心理をそそる品物が全市に満ち満ちている...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...おひいさん」三蔵はおそるおそる草むらから身をのばし...
吉川英治 「新書太閤記」
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