...僕はおそるおそる見た...
海野十三 「海底都市」
...おそるべき磁力砲の力!それは...
海野十三 「怪塔王」
...何故(なぜ)なればかくも私の心をそそるのか...
江戸川乱歩 「火星の運河」
...おそるべき力を持つてゐるもののやうに思はれます...
太宰治 「右大臣実朝」
...そのおそるべき英傑の顧問が...
太宰治 「惜別」
...K君おそるおそる...
太宰治 「もの思う葦」
...そればかりか!「おそるべきお腕前...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...之に連関して特別の意味をそそるものは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...そのおそるべき幸福のうちにあってあわれまるべき者であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おそるべき手練の棒使いだということが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ふかくおそるべきものなり...
中里介山 「法然行伝」
...毎朝ひげをそる気でいるらしい...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...と同時にそれは彼自身の広漠(こうばく)として心をそそる遠い過去の生前の記憶とも重なり合っていた...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...消してない字で一杯の黒板を僕はおそるおそる困つたやうに眺める...
原民喜 「魔のひととき」
...」僕は恐々(おそる/\)頭を上げて見た...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...それから先のものになる可能もある(!)というおそるべきことなのかもしれません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...外来者の若い興奮をそそる対象のないことをこれまで物足らず思った人もあったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それからずいぶん長いことしておそるおそる手を伸ばし...
山本周五郎 「藪落し」
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