...黙っておそるおそる家に近づいて行きながら...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...それが渡瀬にとってはかえって冒険心をそそる種になった...
有島武郎 「星座」
...おそるべき破壊または爆発をとげたものではないかと思われます...
海野十三 「怪星ガン」
...おそるべき第二の大爆発が起こって...
海野十三 「怪星ガン」
...おそるべき怪星ガンの正体は何?怪星の正体怪星ガンの捕虜(とりこ)になってしまったというのだ...
海野十三 「怪星ガン」
...『鉄の水母』はおそるべき武器をもっているようじゃ」と...
海野十三 「海底大陸」
...いちおう興味をそそる事柄にちがいない...
アンブローズ・ビアス Ambrose Bierce 妹尾韶夫訳 「マカーガー峽谷の秘密」
...おそるおそる縁先に歩み寄る私たち三人を見つけて...
太宰治 「不審庵」
...好奇心をそそるような奇体な言葉で予告した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...初めて余のおそるおそる格子戸明(あ)けて案内を乞ひし時やや暫くにして出で来(きた)られしは鼻下に髭(ひげ)を蓄(たくわ)へし四十年配の眼(まなこ)大きく色浅黒き人なりき...
永井荷風 「書かでもの記」
...おそるおそるおりてみると...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...憧憬も身もほそる恋情も...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...とおそるおそる帖簿をひらくと(同情して頂戴...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そしてあえて彼女たちの怒りをそそるまいと取り合わないとき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...またそれほど食欲をそそるソースもないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その万引心理をそそる品物が全市に満ち満ちている...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...心の奥底にある表現慾をたまらなくそそる作用を持っている事が理解されて来る...
夢野久作 「能とは何か」
...侍臣がおそるおそる促すと...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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